音質は防音工事の質で決まる!

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音響測定

防音工事をする上でとても大切なこと、それは音響測定です。
これは、レコーディングスタジオ、コンサートホールなどのさまざまな施設を作る際、外部の騒音や音の反響などを考慮し最適な環境を仕上げるため必要とされています。

ここでは、そんな音響測定に関して、どのような種類の施設で、どのような測定方法がとられているのかを紹介していきます。

屋内スタジオの場合

屋内スタジオでは、特に近隣住宅への配慮が必要なために防音対策が必要ですから、測定方法は透過損失の事前予測を中心に行われます。

地下室に防音設備を作る測定の場合、PAシステムを100dB以上のピンクノイズが発生するスピーカーにつなげ、1mの距離で測定。各所で測定したオールパス値の差に40dBを加算した数値を透過損失予測値として算出するといった方法があります。

※透過損失とは、空気中を伝わる音を壁材などで遮断、その反対側への音の透過を防ぐことをいいます。
※AC出力(瞬時音圧)信号を周波数分析せずに、直接平均全パワー(実効値)を求めて、レベル化して表示した値。

また、地上1階に駐車場があり、地下にスタジオがある場合は、内部の遮音よりも駐車場の振動やエンジン音などがスタジオに響かないようにすることも大切。なので、さらなる防音を検討する際にも、音響測定が必要になります。

ホールや劇場、体育館などの場合

これらに必要なことは、演奏者や観客・聴衆が心地良い音を聞き取れることが大切です。
また、体育館ではスポーツが行われやすい環境が求められます。

測定方法としては、遮音性能測定(外部から内部の遮音量を測定)と室内の騒音測定、そして、残響時間・エコータイムパターン・音圧分布レベルなどを測定する必要があります。

 
音楽スタジオの防音工事マニュアル