音質は防音工事の質で決まる!

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ライブハウス

ライブハウスは周りの環境への配慮が重要ライブハウスは、レコーディングやリハーサルスタジオと比べものにならない程の音量を出します。
だから、周辺施設に音漏れしないこと、外部からの雑音が入らない「遮音対策」と、低音や観客の足音(飛び跳ねたときの振動)などの「振動対策」が重要になってきます。
さらに、観客や演奏者が気持ちよく音を楽しめる空間「室内音響」を徹底する必要があります。

「遮音対策」・「振動対策」としては、床にグラスウールを敷きつめる・天井に骨組を作り、音の振動が伝わらないようにする(ジョイント部分の金具の接点には吸音声のあるゴムを使用)・入り口は二重扉にするなどがあります。

「室内音響」については、残響時間と音響障害の防止対策が重要です。
残響時間は、音楽ジャンルによってことなりますが、クラッシックやアコースティックでは長めに、ロックなどの場合は短めに設定します。
音響障害に関しては、余分な音の反射は音質を悪くしますので、拡散処理や内装仕上げを吸音構造にするなどがおすすめです。

立地条件による防音対策

新規で立ち上げるライブハウスでの防音対策として、第一に挙げられるのが立地条件。
先述したように音量がものすごく大きいため、住宅街に建てる場合はそれ相当の調整(防音材の設置方法、音量調整・制限など)が必要ですし、これらを最大限活かしたとしても、騒音は0にはなりません。
このような制約や騒音問題、苦情のリスクを考えると、やはり住宅街に建設することは避けた方が良いと思います。

ライブハウスやクラブは、住宅が少ないオフィス街や商店街などに建設されている場合が多く、それに加えて、音出しの厳密な規約を交わして営業するというのが一般的です。
また、コスト面から、新規に建設するよりも既存のスペースを利用して作りたいという施主が多いのも事実。
既存の場合は、防音対策も十分でないところもあるため、ライブハウスに詳しい防音施工業者に対応してもらいましょう。

 
音楽スタジオの防音工事マニュアル